手裏剣とは〈ブレイドフューリー〉スキルのことです。パッチ2.4からシナジーが追加され同系統の〈ブレイドセンチネル〉〈ブレイドシールド〉のスキルを上げることで火力を増やせるようになりました。
- このビルドの楽しい点
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- 遠距離から手裏剣を投げる姿はまさに忍者
- 攻撃速度に影響されないため武器の幅広い選択肢
- このビルドの大変な点
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- スキルの出だしが遅い(スキルの癖に慣れる必要あり)
- 単体攻撃主体になるため素早い敵や数が多いと対処が大変(サブスキルでカバー)
- パッチ2.7.4にて確認
- 1ppl(ソロ)を想定
それでは特徴から見ていきましょう
どんなビルド
物理属性の罠スキル〈ブレイドフューリー〉を主体とするビルド。基本的にはこのスキルのみで戦いますがポイントも余りますので他の攻撃手段として〈デスセントリー〉を使い倒した敵を爆破する、攻撃に変化を付ける〈ドラゴンタロン〉などの蹴り系スキルを取るなどカスタマイズは色々とできそうです。今回は装備の関係で敵の死体が残らないため蹴りスキルを取得したビルドを紹介します。
集団で近距離攻撃をされる場面は対処する方法が少なく苦手です。そのため優秀な前衛(傭兵や影)が必要になります。またスキル自体の弱点とし攻撃の出だしが遅い点、スキル後の硬直などがあります。
手裏剣ことブレイドフューリーの特徴
- 物理属性の罠スキル
- 攻撃速度が影響されない(6Frame固定)
- 武器の耐久値が減らない
- 両手武器を使用するとベースダメージの計算時に半減補正がかかる
- 各種装備についた効果は発動する(下記は効果が乗らない)
- 貫通
- 攻撃時に〇%の確立で投射(命中時に~は効果あり)
- ダメージ+(ダメージ+%は効果あり)
スキルポイントの振り方
※経過スキルは省略しています。Lv82の構成です。
以降は〈フェイド〉を上げて防御面を強化していくのが無難でしょうか。
- ブレイドフューリー:20
- ブレイドセンチネル:20
- ブレイドシールド:20
- ドラゴンタロン:1
- ドラゴンテイル:1
- ドラゴンフライト:1
- スピードバースト:1
- フェイド:1
- シャドウマスター:20
育成中
序盤はマナ消費が重いため〈ブレイドフューリー〉のレベルは上げないようにします。ベース武器が弱い状態で上げても火力に繋がりにくいです。ナイトメア以降など命中率が低く全然当たらないといった状況になってきたら、装備で「ターゲットの防御力無視」や高い命中率を確保したり、〈ブレイドフューリー〉のレベルを上げるなどして対処しましょう。
Lv30になったら〈シャドウマスター〉優先してあげます。影マスターが放つ〈マインドブラスト〉は若干の面倒さがありますが、優秀な攻撃盾役として活躍してくれます。
〈デスセントリー〉を使うと殲滅力を上げられるため覚えると多数相手に少し楽になります。Lvはたくさんつぎ込まなくても(体感はスキル+込みで10もあれば十分)。「RW 法の番人」など死体が残らない装備がメインになったらリスペックを検討します。
注意点
〈ブレイドシールド〉は武器の耐久値が減少します。ライフやマナ吸収が発動するため常時使用するのもありですが、イシリアル武器を装備している場合は使わないようにしましょう。
蹴りスキル
私の場合は蹴りスキルを採用しています。簡易テレポートとなる移動に便利な〈ドラゴンフライト〉、囲まれたときに前方範囲でノックバックさせる〈ドラゴンテイル〉です。攻撃として使うにはしっかり上げる必要があるためLv1で運用します。
装備選びのポイント
〈ブレイドフューリー〉や他の蹴りスキルは装備の耐久力が減らないため、武器に関してはイシリアル(Ethereal)を有用に使えるのが特徴です。また、手裏剣が攻撃速度が固定なため装備による攻撃速度は気にしなくてよいです。
個人的な推しは「RW 法の番人(Lawbringer)」です。
武器
- RW 法の番人(Lawbringer)・フェーズブレイド発動
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〈聖域〉オーラが対アンデッド対策になり、命中時の〈衰弱〉発動によりボスも含めてどの敵にも対処しやすくなります。また、ライフ吸収やターゲット防御力-50%、属性攻撃など他の能力も便利です。
ルーン(Amn・Lem・Ko)の難易度が優しいのもうれしい。
ただし、マナ吸収が無いため他の装備で補うか傭兵に「RW 洞察(Insight)」を持たせましょう。
- RW 三日月(Crescent Moon)
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命中時に〈スタティックフィールド〉を発動させるユニークなルーンワード。遠方からの手裏剣攻撃により敵のライフを効率的に減らせます。
- RW 洞察(Insight)
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育成中は傭兵に持たせずに自分で持つのもあり。高い命中率ボーナスもうれしい点。
- 属性攻撃付き
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「グリマーシュレッド(Gimmershred)」など大量の属性攻撃が付与されている武器は育成中や物理無効対策に湯用になります。他には「バラナの星(Baranar’s Star)」とか(モナーク装備前提なら筋力もクリア)。
- 高クラッシング・ブロー(CB)付き
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「ブラッドリー・スタンプ(Bloodtree Stump)」はCB50%もあるウォークラブのユニーク。手裏剣では攻撃速度に関係ないため気軽に使用できる。これでDiablo Cloneを倒したこともあります。
他だと「RW 服従(Obedience)」「RW 黒(Black)」「RW 死(Death)」あたりも高CB付き。
序盤に関しては各種属性攻撃がついているマジックやレア装備で固めると進行しやすいと思います。
オフハンド
防御優先で盾を装備すると安定です。戦闘時は常時〈フェイド〉を使用していますが、属性耐性が足りない場合は補うのがよい。
- RW 韻(Rhyme)
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全属性耐性、凍結無効、MFと有用な能力が揃っている定番の盾用ルーンワード。使用ルーンも安価なのでとても使いやすいです。
- RW 精霊(Sprit)
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定番のルーンワード。ただ装備できるLvのわりにはベースのモナークを手に入れるのがかなり先なのが難点。
- ストームシールド(Stormshield)
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定番のダメージ軽減の盾。ダメージ軽減は最大50%まで。
防具
常時〈フェイド〉を発動させて鎧に「RW 発奮(Hustle)」を装備させるのが好み。鎧は「RW 不信(Treachery)」もスキル+や被弾時のLv15〈フェイド〉発動が有用。ただしそれだけを頼ってはいけない。
これじゃなきゃダメっていうのは特になくほかのビルドなどで有用なものは大体使える。
攻撃力重視型
鎧に「RW 不屈(Fortitude)」盾に「RW 不死鳥(Phoenix)」を揃えると手裏剣ダメージにも高いダメージ強化のおかげで大きく伸びます。
弱体化の護符は必要?
〈ブレイドフューリー〉は物理攻撃になるため「骨食み(Bone Break)」が候補となりますが、「RW 法の番人」や属性攻撃が多く付いている武器があれば不要です。
私の場合は武器に「グリマーシュレッド(Gimmershred)」でヘルクリアできました。
さいごに
手裏剣アサシンビルドはアサシンビルドの中ではとても珍しい部類に入ります。サブスキルにより戦い方が変わりますし、武器の選択幅が広いため探す楽しみも多く残っているビルドではないでしょうか。
それではよいディアブロライフを♪