【ディアブロ4】1.1.0パッチノート(2023.7.19)

diablo4-パッチ1.1.0

日本時間2023年7月19日に1.1.0となるパッチが適用されました。シーズン1直前のパッチ。そしてとても大きな内容となっています。今回のパッチはシーズン関係なく、永遠の領域にも適用されています。

ピックアップ
  • 6種類のユニークアイテム追加
  • 7種類のレジェンダリーの化身追加
  • 各クラスのバランス調整
  • アイテム特性の調整(全体的に弱体化が多め)
1.1.0c パッチ

2023年7月27日(日本時間)適用

  • 一部のオフハンドアイテムの「焦点具」に一度しか化身を賦与できなかった不具合を修正しました
  • マリグナントの力の「闇の舞踏」と「懲罰的速度」を組み合わせるとプレイヤーが自らスタンしていた不具合を修正しました
  • 同じ「箱」を捨ててから拾うことで、シーズン・ジャーニー目標の「陰惨なる報酬」を繰り返すことができていた不具合を修正しました
  • 人熊と人狼の毛皮の色が特定の状況で明るくなりすぎていた不具合を修正しました
  • プレミアムバトルパスの有効化周りをアップデートし、確認のポップアップを追加しました
  • バトルパス画面のデフォルトのフォーカス(コントローラーが最初に強調表示するボタン)が「シーズン・ジャーニー」ボタンになりました
  • 「マリグナントの心臓」の力である「昂ずる風」が、クールダウンを無視して〈旋風の護り〉を自動的に発動させていたインタラクションを修正しました
  • シーズンの祝福を獲得または再割り当てした際に商人からの買い戻しがクリアされるようになりました
1.1.0b パッチ

2023年7月21日(日本時間)適用

「厄災のマリグナント」シーズン

  • マリグナントの心臓が常にアイテムパワーをダイレクトに反映した防御力を付与するようになりました
  • ワールドティアIIIとIVのレベル要件を撤廃しました
目次

ユニーク・アイテムとレジェンダリーの化身追加

全般に1つ、各クラスに1つずつ計6種類のユニーク・アイテムが追加されました。個人的にはこのラインナップみてDiablo好きとしてはニヤニヤしています。「ライカンダーの槍、アハヴァリオン」だけ知りませんが今シリーズ初でしょうか。

  • ライカンダーの槍、アハヴァリオン(稀有なユニーク杖 – ティア4)
  • アズールラス(バーバリアン:剣)
  • フレッシュレンダー(片手メイス:ドルイド)
  • 無蓋の防壁(盾:ネクロマンサー)
  • イーグルホーン(弓:ローグ)
  • ジ・オキュラス(ワンド:ソーサラー)

レジェンダリーの化身は全般に2種、各クラスに1種類ずつ追加されました。

  • 剛勇(汎用の化身)
  • クレイヴェン(機動力の化身)
  • 祖霊の力満ちし(攻撃の化身)
  • 地底の(攻撃の化身)
  • 命吸う羽軸(攻撃の化身)
  • 有毒なる切っ先(攻撃の化身)
  • 焼き尽くす護り(攻撃の化身)

不具合の修正

かなり対応項目が多いため全て紹介することはできませんが、いくつか気になる点を。

神聖アイテムの必要レベル上限が60、祖霊アイテムの必要レベル上限が80になりました

今までは自身のレベルにより上限が上がっていたものがプレフィックスによる固定になるようです。よって他キャラクターとの使い回し、レアであればトレード対象としやすくなったのではないでしょうか。

鍛冶屋でアイテムを強化した際に、化身のパワーも増加していた不具合を修正しました

化身の中にはアイテムパワーに依存するものがあり、それが変わらなくなるってことかな?アイテムパワーはあくまでも装備の特性にのみ影響があり、化身に関しては拾ったときのアイテムパワーから変わらないことになるので、抽出だけしたい場合は強化する意味がなくなるってことかな。(あとで試してみます)

「冷気エンチャント」の特性のナイトメア・ダンジョンで、冷気、出血、炎上、腐敗のいずれかの特性を持つモンスターがプレイヤーを一撃で凍結させていた不具合を修正しました

高難易度のワールドティアで、「冷気エンチャント」のモンスターが意図したより頻繁にプレイヤーを凍結させていた不具合を修正しました。

この2つ。めちゃくちゃ強くて嫌な「冷気エンチャント」でしたが不具合でしたか。異常でしたよね。

ゲームプレイのアップデート

PCにPS5 DualSense Edge ワイヤレスコントローラーのサポートを追加しました。

これ勘違いしていましたが、今まで対応していなかったEdgeに対応というものでしたね。PS5コントローラーは通常使う場合は有線接続、無線で遊びたい場合はDSXなどツールを使う必要があります。

ワールドティアIIに以下のボーナスを追加

ティア2までに関してはゴールドやドロップ上昇率があがり今までより体感がよくなりそうです。

ワールドティアIIIとワールドティアIVにおいては、ダンジョン内のレベルスケーリングと大半のオーバーワールド領域について調整を加えました

敵レベルが調整されることでワールド(ワールドボス、レギオンイベント、憎しみの地、ヘルタイド、ナイトメア・ダンジョンは除く)の敵がプレイヤーよりレベルが下になるため、倒すことによる経験値の恩恵は下がります。引き続きレベリングはナイトメア・ダンジョンの周回になりそうですね。

ワールドティアIIIとワールドティアIVの「囁き」をクリアした際の経験値報酬が大幅に増加しました

ワールド狩りする場合は囁きも並行してこなせば報酬アイテムと合わせて、良い経験値稼ぎになるのでは。

プレイヤーより高いレベルのモンスターを倒した際のボーナス経験値を調整します

全体的にボーナスが下げられており、シーズン1以降はモンスターとのレベル差が1ごとに+1.5%(最大10レベルまで)となります。ヘルタイドに関しては後述しますが今までのレベル+2ではなく+3の敵が出るようになるため、4.5%増しです。

また、ワールドティア毎のレベル差異による経験値報酬も調整され、ワールドティア4でも最大+10レベルまでの経験値しか入りません(レベル70のプレイヤーがレベル100のモンスターを倒してもレベル80のモンスターの経験値しか手に入らない)。そのため、あまりにもレベル差が開いている敵を倒すメリットが薄くなっています。

ヘルタイドの調整

  • ヘルタイドのモンスターのレベルは、プレイヤーの2レベル上から3レベル上へと上昇しました
  • 「神秘の拷問されし賜物」を開けるのに必要な「異形の消し炭」が175個から250個に増加しました
  • ヘルタイドゾーンのインタラクト可能なすべてのオブジェクトから低確率で「異形の消し炭」がドロップするようになりました

今回の調整後も変わらずヘルタイドによる狩りは有用だと感じています。

バランス調整

各クラス、全体的に強化傾向ですが一部弱体化もあり。

レジェンダリーの化身では便利だった「不服従」が弱体化されてしまいましたね。手軽に防御力を上げる手段としてはこれからも使うかもですが。

ドロップ周り

  • Nダンジョンでの神聖、祖霊アイテムのドロップが+10%に上昇
  • Nダンジョンとヘルタイド以外のエリートモンスターからの追加の装備アイテムをドロップする確率20%削除
  • Nダンジョンとヘルタイドのエリートモンスターが追加の装備アイテムをドロップする確率+10%上昇
  • Nダンジョンクリア時に50%の確率で2つ目のレジェンダリー・アイテムがドロップするようになった
  • Nダンジョンクリア時に得られるレアアイテムが1つから3つに変更

このドロップ周りの調整から、ファーミングの舞台はNダンジョンとヘルタイドに集中させていますよね。より高難易度(強い敵)を相手にして欲しいという意図からでしょうか。(または、今回の調整からそこら辺のフィードバックデータがたくさん欲しいか…)

アイテムの特性調整

今回で最も多い調整箇所になります。特に「クリティカルヒットダメージ」「脆弱状態ダメージ」は大きく弱体化され、他「操作障害状態の敵へのダメージ」「凍結状態の敵へのダメージ」も下がっているため多くのビルドにとっては改善せざる得ない状況になっています。

おわりに

今回は1.1.0パッチについてみてきました。すでにシーズンが始まっていますので、情報を出すのが遅くなり申し訳ありませんでした。

全体的にナーフ(弱体化)に目がいきがちですが、これから長くディアブロを続けるための調整だと思っています。おそらくここから微調整を加えていくことになるとは思います。永遠の領域で組んでいたビルド終わったーなどと悲観せずに、シーズンから新しいクラスやビルドで楽しましょうー♪

もし、今シーズンの調整がやりずらい!というのであれば、お休みするのも全然アリです。気になる調整が入った時に改めて再開しても大丈夫なのがシーズン制です。ディアブロを楽しむのは無理をしないってことだと今までの経験上感じています。

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